□君に悩み君に喜ぶ
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いつも

いつだって



僕は



不安に押し潰されそうで
























只でさえ感情を表さない人だから
嫌われてしまったんじゃないかとか
もしかして余計な事を言ってしまったんじゃないかとか
それこそ余計な事がぐるぐるぐるぐる
頭をよぎって消えて



僕が臆病だから
確かに想いあってると分かってるのに
もう好きじゃないんじゃないかとか
手を繋いでくれないのは
本当は僕の事が嫌いだからなんじゃないか
なんてそんな事ばかり
…君の事、信じてるのに



君があまりにも美しいから
誰かにとられてしまうんじゃないかとか
僕より神田に相応しい人が居るんじゃ
とか
神田のせいにして
神田を誰よりも愛してるのは僕だって
分かってる筈なのに




毎晩枕を抱き締めて想うのは君のこと
ふとした瞬間に想うのは君のこと
任務の時想うのは君のこと
僕の頭の中は神田だらけ



君は美しいから
君は可愛いから
君は艶かだから
君は綺麗だから
君は魅力的だから

不安で不安で
消えない胸のもやもやは
取り除けなくて
押し潰されそうで
笑顔を保つのに必死で



どうすれば安心できる?
どうすればこの嫉妬心は拭える?
今僕は君を殺してさえしまえそうなのに
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