□nightmare
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地下水路のひんやりとした空気をきって階段を登る。
早く神田に会いたいなぁ
一ヵ月の長期任務どころか一週間と三日前から僕の不注意でゴーレムが通じなくなって連絡すら取れなかったし。



自然と脚が早く進んで
神田神田と頭の中で繰り返していったらあっと言う間に僕の部屋の前だった。



さすがにこの泥だらけの格好のまま神田の部屋に押しかける訳にはいかないし。
着替えたら速攻で神田の所に行こっ



ウキウキした気分のまま扉を開けると

神田とラビがベッドに座っていた。



「あ、お帰りさぁ」


「神田…!待っててくれたんですね!」


「オレの事は無視ですかい」


「あれラビ、居たんですか?」


神田に抱き付いたまま答えるとアレン酷いさーなんて返ってきた。
いつものこの感じが帰ってきたと感じさせてくれる。
神田だぁ、とすり寄っていればぐいと押し返される。
ほんと、照れ屋なんだから。



「ラビも待っててくれたの?」


「んー…それもあるんだけどもうひとつ、話があって来たんさ」


話?
わざわざ僕の部屋に来てまでする話って…何?
疑問符をいくつも頭の上に浮かばせているとラビが神田を引き寄せて肩を抱いた。


…なんで嫌がらないの、神田




「オレとユウ、付き合う事になったんさ」








え……?







神田がラビと、
付き合う?


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