精油を体内に取り入れる方法には主に2つあります。
ひとつは、鼻から吸収して脳に働きかける経路。
そしてもうひとつは、皮膚や肺から吸収してやがて血液中に入り身体中の臓器に働きかける経路です。
精油はこの2つの道を旅しながら、私たちの心や身体に働きかけ、健康と美容をサポートしてくれるのです。


★鼻から脳への経路

・鼻から精油の香りを吸入

・鼻の奥にある嗅毛が香りの分子をキャッチして、電気科学的信号に換える

・大脳返縁系
(喜怒哀楽の感情に深く関わる)

・海馬や扁桃周囲野
(海馬は記憶に関わる)

・視床下部
(視床下部は内分泌系や自律神経、免疫系などに関わる)

・脳の他の部分や身体へメッセージを送る

・メッセージが行動に変換される

・リラックス、鎮静、快感、などの神経科学物質の放出を起こす

☆鼻から脳への経路は、ストレスやうつなどに対して最も早く効果が得られる方法だと言われています。
アロマテラピーが癒しの代名詞となったのには、この事を多くの方が実感されたからなのかもしれません。


★皮膚や肺から全身への経路

・皮膚から吸収
(マッサージオイル、入浴、湿布、クリームなど)

・真皮へ透過
(リンパ、血管、神経、汗腺、脂腺などがある)

・血液中に入る

(又は、)
・呼吸

・肺

・肺胞
(新鮮な空気と老廃物を含んだ空気を交換)

・血液中に入る

(皮膚や肺から血液中に入った後)

・全身をめぐる

・内臓へ働きかける
(胃、肺、肝臓、腎臓、腸、膀胱など)

・腸・膀胱・肺を通じて排出される


☆このように精油は私たちの全身をめぐりながら、身体の不調を改善しようと力を発揮します。
あなたが今必要としている精油はどんな精油でしょう?



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