セラピールームA

□アトピー性皮膚炎
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おすすめの精油

●ラベンダー
●ティートリー
●カモミール

これらの精油を1種類もしくは2〜3種類をブレンドしてマッサージオイルを作り、気になる部分に塗布してみましょう。(方法などはアロマテラピーいろいろを参照してください)
辛いアトピー性皮膚炎の症状。
多くの人を悩ませるこの症状の原因はとても複雑で様々な説があるので、なかなか症状が落ち着かずに完治に時間がかかるケースも多いようです。

そして民間療法も含め、あらゆる治療が存在しています。

アトピー性皮膚炎の疑いがある場合、まずは医師に相談して適切な治療を受ける事が大切です。
そしてその中のスキンケアの一部としてアロマテラピーを取り入れてみる事ができます。
ただし、アロマテラピーは病気を治すものではありませんので、症状が悪化したり痛みなどの苦痛を感じる時には直ちに使用を止めてくださいね。

アトピー性皮膚炎の方の肌は、皮膚が乾燥しやすく刺激に弱いようです。
皮膚のバリア機能が低下している事で、汗や細菌、服などの刺激に敏感になって症状をますます悪化させてしまいます。

このバリア機能の働きを助けるために有効なのがマッサージオイルの塗布です。
まずキャリアオイルのみを乾燥が気になる場所に優しく塗ります。
擦らずに、手のひらを肌にゆっくり当ててオイルをのせる感じで肌に染み込ませてください。
キャリアオイルには沢山の種類がありますが、ホホバオイル・ボラージオイル・イブニングプリムローズオイルがアトピー性皮膚炎に良いとされています。(これらをまず二の腕などに少しつけてアレルギーテストを行ってみて、体質に合うと判断できてから使ってください。)

そして、数日キャリアオイルを塗って異常がなければ精油を加えたオイルを同じように塗っていきます。
この時、精油の濃度が高すぎると皮膚に刺激を与える場合があるので、精油は一滴から始めてください。
そして少しずつ様子をみながら滴数を増やしてくださいね。
赤ちゃんには15ccのキャリアオイルに対して1滴、幼児には1〜3滴、子供には大人の半分の量までの精油をブレンドして、濃度を通常より少なくして使ってください。

アロマテラピーはアトピー性皮膚炎の症状を劇的に早く改善する事はできませんが、ゆるやかに症状が落ち着いてくるケースはあるようです。

ゆっくりな亀さん療法ですが、一歩一歩前に進むお手伝いをしてくれる優しい療法でもあります。


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