本2(満)
□第二話
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翌朝、私は眠い目をこすりながら起きた。
人に見られたという失敗と、あの少年のことが気になってよく眠れなかった。
「おはよう、夏海。…どうしたの?眠れなかったの?」
「うん、まあ。」
さすが、お母さんの奈美はなかなかためざとい。
「しっかり食べて行きなさい。」
「わかってる。いただきまーす。」
私はあくびをこらえながら、黙々とご飯を食べた。
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