真珠の宝箱
□ひなたぼっこ
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「シロちゃーん!」そう言ってあたしはシロちゃんを探していた。
「シロちゃ…」もう一度呼ぼうとすると風になびく銀色の髪が見えた。
その場所へ行ってみると涼しい木陰で寝ている彼を見つけた。
風になびく銀色の髪
あたしの大好きな髪。
そして大好きな彼。
一体なんの夢を見ているの?
あたしの夢?
それとも………
気が付くとあたしは彼の額にキスをしていた。
良い夢が見られますように……
「キスするならこっちにしろよな…」隣で寝たあたしに起きたシロちゃんが唇にキスしたことをあたしは知らない。
〜終わり〜