T

□なんてサイコー
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ボタンを押すように、突起を押してやる。
「やめろって獄寺ッ///」
「なんだよオマエ、ここイイんだ?」
「ちがう…ッ…」
「違うんだったらいいだろ」俺はもういちど山本のシャツを開く。
「ほら触れよ」
さすがに握らせることはできなくて、俺は自分の下を指す。
「う……」
俺のものに触るために山本が寄ってきて、
でも俺は、山本のものは触らずに、山本のTシャツをめくった。
「ごくでら…そろそろ……イけよぉ…ッ…」
山本が、必死に俺を煽る。
「ん…やまもと…イく……」
俺が甘い声を出したのは、山本の胸に飛び込みたかったから。
無駄な抵抗しやがって。がっちり抱き込んできた山本の突起に、舌を滑らせた。
「あっ」
山本が、また離れる。
やばい……。
こんなこといつまでもやってたら、お互いイけねぇ…。
でも…でも……。

たのしい……!!

「獄寺ッ」
山本が、頬を真っ赤にして怒る。
「いやー燃えるな」
「ちがうッ…おわっ」
「おまえさあ」
山本の突起の周りを指でなぞり、続ける。
「牛乳ばっか飲んでっから…ここ、なんか出んじゃねえ?」
「なっ///でッ出るわけないだろッ///」
「どうかな」
俺が突起に顔を寄せたとき

ガタッ

教室の戸が、派手な音を立てた。
山本の体が(たぶん俺のも)ビクッと揺れて、音の方を向く。
「やまもとー?」
声と共に、戸を開けようとする音。
やべ、とふたりの声が重なって、
俺は山本の体を机の上に引き上げた。
山本も、慌ててカーテンをひったくっている。
まあ、カギかけているから大丈夫といや大丈夫なんだけど。
と思ったとき
「3年来るぞーっ?」ピシャッと廊下側の窓が1枚開いて。
俺たちは今度こそ動けなくなった。
山本のバカ。窓のカギ点検わすれやがって。
「…いないか」
窓はあっさり閉められ、足音が遠ざかる。
俺たちは小声を交わす。
「…だれ」「野球部の誰か」声だけじゃ分かんねーと山本が笑う。

「ごくでら…ほんと、そろそろ……」
「ん」俺のものに、山本の指が絡まる。
「時間も状況も…厳しくなってきた」
「ん」俺も山本のものを握り、顔を山本の胸許に寄せる。
「そ、それはダメだ…ごくでら」
「時間、ねーんだろ…」
「うあ……」
山本の突起に吸いつくと、手の中の雄芯が震えた。
何度も煽ると、山本も手を大胆に動かす。

また、いつ誰が来ても分からないように、
密着しすぎて、まるでひとつの物体のように、
俺たちはこの濃厚な空間を味わった。

「やまもと…気持ちいいか?」
「ッ…ん……ごくでら…もッ…」
「ん…」
山本の雄芯が、腹につきそうなほど勃ち上がって。
「あ…ッ━━━」
やがて、俺の制服に欲を散らした。
その媚態に「くぅッ━━━ン…」俺も山本の手の中で果てた。
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