《黒羽丸》
「はー…いいなァ……」
テレビを見ながら溜息をついていると丁度、パトロールから帰った黒羽丸が顔を出した。
「何をしている」
「テレビを見てお菓子を食している」
「何だその喋り方は。俺の真似か?イラッときた」
「器もケツの穴も小せー男だな。まァ、休んでけよ。そして私と話せ」
「上から目線は気にくわんが、俺は生憎小さい男ではないからな。休んでいくとしよう」
テーブルに向かい合わせに座った黒羽丸に茶を煎れてやると、薄いと文句を言われたので、湯呑みに直接茶葉を入れてやった。
「色がおかしいのは気のせいか?」
「キュン、としたい。胸が甘く高鳴るような素敵な事起こんないかな…」
「無視か?大体お前に高鳴るほど胸があるとは思えないがな」
「相合い傘して帰ったり、修学旅行の自由行動で一緒に見て回ったり、席替えでドキドキしちゃったり」
「歳を考えろ。雪女のように制服は無理があるぞ」
「ああーっ!
青春がしたいっ!
((せ、性春!?)そんな事を大声で叫ぶな!)
(は?)
拍手ありがとうございます★
お返事は日記にてお返しします)^o^(
これからもよろしくお願いします(Ж∀Ж)