+

   ただ単に君が


◆ふ 

目の前に垂れ下がる紐を不思議に思いながらも好奇心からそれを引っ張ってみた事が首無の悲劇の始まりだった。
ざっばーんっ
上から大量の水が降ってきて、更にはその水が入っていたのだろうと思われるバケツまでもが落ちてきた。
突然の出来事に付いて行けず、始めのうちこそ呆然としていたが正気を取り戻すと、怒りでわなわなと体が震える。
この広い屋敷と言えどもこんな事をするのは彼らだけだ。

「っあンのっ馬鹿兄妹ぃぃぃぃ!!!!!!」

双子の思惑
(仲良し兄妹の企みに)
(今日も屋敷は荒れ模様)


【鯉伴×姫】

2011/12/02(Fri) 15:25

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