+

   ただ単に君が


◆は 

視線の先。
幸せそうに笑う大好きな姉貴分と優しい微笑みを浮かべる青年。
幼かったあの頃、淡い感情を抱きながらずっと柔らかな彼女を見ていた。

「かなわねーな……」

自分には姉の顔。
彼には女の顔。
一度好きの感情向けた彼女は、想いが色褪せた今でもずっと特別な存在。
例え子供時代から育ててきた想いが健在であっても、自分には彼女にあんな顔をさせてやる事はきっと無理に違いない。

「……お幸せに」

ばいばい、初恋
(いつか君が好きだったんだと)
(言える日が来るのだろうか)


【鴆×姫】

2011/11/06(Sun) 22:41

by 桜花
お久しぶりですーーー!!!
桜花です!

ここ最近、コメント出来なくてすみませんでしたッッッ(汗)

姫様が女の顔をしている相手は黒羽丸だと、勝手に想像しながらニヤニヤして読んでました(笑)
切ないけれども、鴆サマ視点でこういうのもイイですね!

いつ、コメ出来るか分かりませんが、出来る限りしたいです!!

風邪が流行っているので、気をつけてください。
・・・と、言ってる私が風邪予備軍ですが(苦笑)


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