無双BOOK

□奇跡の結末
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「そこのお二方、記念にどうですか?」



敷物の上に装飾品を並べた男が言う。



安物だが、綺麗なものだった。


「裏に平仮名でなら、名前や言葉を彫れますよ。」



「平仮名?」

「こう言う字ですよ。」


幸村は地面に平仮名を書く。



『ゆきむら』『ちょううん』



「可愛らしい字ですね。」


趙雲が言うと幸村は照れた様に趙雲を見る。




たくさんの恋人達が買って行く。


二人も何か買おうかと、見ていた。



他にも、たくさんの商人がいたので二人は暫しの別行動をした。
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