無双BOOK
□幸村争奪戦
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幸村は夢を見ている様な気分だった。
趙雲に告白し、晴れて恋人になれた昨日。
今日は二人で遠乗りに出かけるのである。
その為に今は馬屋にいるのである。
「お待たせしました幸村殿!」
恋人の声に振り返り、
「いえ、全然待ってなどいません趙雲ど…の?」
そこには趙雲がいた。
だが…雰囲気と服装が何時もと違う。
『幸村争奪戦?』
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