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□腹ペコ
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それから数時間後………
「ただいまぁ」
オラはパンを背よい、家の扉を開けた
「お帰りなさい。ってどーしたんですかっ?」
家にはビーデルしか居ないみたいで少しほっとする
「ん?ちょっとパンに修行手伝ってもらってな、でもちょっとやりすぎたみてぇだ」
少し困った風に笑いながら答える
「そぉですか…、どおもすみません、お父さん…。
ご飯出来てますけど、先に食べます?」
「おおっ!、ホントかっ!!?オラ、腹減ってて困ってたところだぞっ!」
「じゃあ、今から用意しますね」
ビーデルはそう言いながらキッチンへと向かっていった
オラはそれを見送った後、パンをソファーに寝かし、そっと起こさないように口づけた
「そーいえばお父さん」
ちょうど顔を離した時、ビーデルがキッチンから声を掛けた
内心すごくドキッとしたがあえてそれは出さず、ビーデルの言葉を待つ
「今日、お母さん帰ってこれないらしいんですよ。
それに悟天くんも今日はトランクスくんの所で泊まるらしくて…。私もこの後悟飯くんの所に行かないと行けなくって…、帰るのが明日になるんですけど、その間パンを頼んでもいいですか?」
とキッチンから顔を出して聞いてくる
「おお、オラなら別にいいぞ?」
「そうですか。じゃあよろしくお願いします。ご飯の用意は出来たんで食べて下さいね」
そう言いながらエプロンを外し、鞄を持つ
「なんだ?もー出かけんのか?」
「はい、じゃあパンをよろしくお願いします」
そう言い残し、ビーデルは出て行った
それを見ていた悟空の口元が上がったのは言うまでもない
なんせ、夜は始まったばかりだ
あとがき
どーしても悟空の口調がSKの葉くんとかぶってしかたありません…。
なんかここおかしいだろっ!!ってとこがあったら言ってくださいm(_ _)m