推しが多い!!

□勧誘が断れない
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「パイセン。なんすか、この新聞の数!?」
「義勇さん、なんですか!この山!?」
ある日、炭治郎と2人で富岡邸に行った時の話だ。

「新聞だ。」
「あの、見ればわかります!」
「パイセン、どんだけ新聞取ってるんすか!」
「、、わからん。」
「駄目っす。炭治郎さん!これ、駄目なやつです!」
そこに呼び鈴が鳴る。
「富岡さーん、新聞代お願いします。」
「炭治郎さん!ビシッと!お願いします!」
「払いません!今後、お断り願います!」

「、、、。勧誘の断り方講座。」
富岡パイセン、善逸、伊之助、炭治郎、死なず川を呼び、隠し主催で行う。
「つーか、富岡ぁ。断れないのかよ!」
「ねえ、炭治郎、何でこんな講座開くの?」
善逸がコソコソ話す。
「富岡さんが新聞勧誘が断れないから俺たちで教えるんだ!」
「では、不死川パイセン、お手本を頼みます。善逸君は、勧誘役で。」
隠しがテキパキと指示する。
「えぇー!おれ!あー、新聞いかがですか?」 
不死川パイセンが善逸の首を絞める。
「いらねぇ。俺に近寄るな。」
「死ぬ!ギブギブ!!」
善逸が足をバタバタする。
「、、とまぁ、不死川パイセンみたいに迫力あり、ハッキリ断るようにしましょう。炭治郎君に生殺与奪のけんとかほざく前に新聞代与奪のけんを相手に握らせないでください。」
「、、、!!」
富岡パイセンがはっと固まる。
「おれ、おれ、次やりたい!」
「いいぞ!伊之助!よし、俺が勧誘役になろう!新聞いりませんか?今なら、無料で無限列車編の映画割引券がついています。」
「買う!ただなら買う!」
「はい、おばかー!!」
炭治郎が伊之助をハリセンでたたく。
「違うぞ。伊之助。無料なのは映画の券で新聞代は有料だ!ここは、ハッキリいりません!と凄みを持って断る。折れたら駄目だ!」
「なっ、、そうだったのか!」
富岡パイセンがハッとする。
「では、デモンストレーションをいきましょうか。善逸君。」
「また、俺、、。新聞いりませんか?」
「いらん。」
「そんなこと言わず、今なら夕刊もついてきますよ。」
「いらんといったら、いらん!」
「やれば、できるじゃないですか!富岡さん!」
炭治郎が感激する中、富岡邸に呼び鈴が鳴る。
「また、勧誘みたいです。さぁ、富岡パイセン!練習の成果ですよ!私達は後ろから見守りましょう。」

「あなたは、神を信じますか?」
どうやら、宗教の勧誘みたいだ。
「信じないが、、。」
「信じないあなたにうってつけ!我らが万世極楽教は教祖様が神であり、この世の苦しみを救ってくれます!よろしければ、この教典を差し上げます!今なら、大根もついてきます!」
「大根、、いる、、。」
「富岡パイセン!大根で釣られないで下さい!鱗滝さんのがまだ残ってるでしょーが!いりません!帰ってください!」
信者の目の前で扉を閉める。
「は、、俺は、何を、、。」
「駄目だ。こりゃ、、。」
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