陰の間


□いのり
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キミの唄はとても優しくて、
綺麗な唄だ
氷のような透明感
ステンドグラスの様に
不純物ない唄

その唄で私は何度も励まされた
伸びやかなビブラードに
儚く響く、淡い歌声。
甘美される心で
一気に引き寄せられたっけ?

再び君の歌を聞けたんだけれど

どうしてか?
かなしく思えてしかたなかった…
歌声は 前のキミと変わらないのに…

どうしてか?
かなしい表情に見えて
しかたなかった。

まるで、教会で手を合わして
祈るような…
そんな思いが込められた
優しくも 切ない唄だった。



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