陽の間


□メロディアス返歌〜北海道・摩周湖にて〜
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見渡す限りの海
地平線へと続く碧
船は波へと身を任せ、
冷たい風が身体に染み込む。
この吹く風は どこから来たのだろう?

広がる海は どこまで続く?
飲み込まれそうなディープブルー

遥か遠くを見つめると、
微かに小さく船が見えるわ。

大海原は、深く青に染まって
雲は少し かなしそう…。

その分 海はさらに
深みを増し、真っ青に変わる。
そして雲は釣り合う様、
白へと変革するのだ。

大空が泣く哀しげな雲が
海面に美しい色彩を(かも)し出す。
そう…それはまるで
ジュエリーな旋律の返歌



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