くすぐり夢小説

□罰ゲーム
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「…準備は良い?」
「…」
私、アナはエイトによって目隠しされ、ベッドに腰掛けている。
「いい?何があっても動いちゃダメだからね」
…そんな事言われても今から何するか分からないし不安なんだが。
「もし動いたら?」
「…罰ゲーム。」
そう言ってエイトが手にしたのは白くて柔らかい羽根。それをそっと首元に当てる。
「!!(ビクッ)」
「…ねぇまだ始めたばっかりなんだけど?(さわさわ)」
「ふふっ…やめっ」
思わず首をすくめ悶える私。
「もしかして…アナ、くすぐったいの苦手?」
「っ!!ふ、普通だけど…?」
「ふーん?」
そう言いながらも私の体がとても敏感なのを知っている彼はひたすら羽根で私の体を責めていく。
「既に動いてるけど多目に見てあげる…じゃああと30秒の間に動いたら罰ゲームね」
「さ、30秒って…んっふふ…」
柔らかい羽根が私の腕を行ったり来たり。くすぐったいけどまだ耐えられる。
(あと5秒…!)
これならいける、と思った瞬間だった。
「やぁっ…!」
エイトに耳元で優しく息を吹きかけられて私は大きく体をのけぞった。
「はは、アナ罰ゲーム決定〜」
楽しそうに笑う彼…悔しい。
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