dream

□テト2
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甘い紅茶の香りが漂う部屋の中、その雰囲気には似つかわしくないトーンでミカウが話し始めた

『…あの…ね、…テトちゃんにちょっと相談があるの…』
「相談?なーにー?」

チョコレートケーキをつついていた手を止め神妙な面持ちのミカウヘと視線を合わせたテト。二人の間を流れる空気がぴりぴりと張り詰めていく感覚を肌で味わっていると、ミカウが気まずそうに視線をずらして再び口を開いた

『……あの、ね……最近、ここがむずむずするの……病気、かな…』
「ふえ?ここって……」

テトが椅子から立ち上がりテーブルの影に隠れたミカウの下半身を覗き込むと、彼女が恥ずかしそうに股間部分を手で隠しているのが見えてしまった。タイトなミニスカートを少しだけ捲り上げ黒の下着の上に乗せられた手がそれ以上の行き場を求めて留まっている。
ドキ、と心臓が大きく鳴ってしまった瞬間にテトは慌てて視線を逸らして椅子に座り直した

「ぜ、ぜんぜん!病気じゃないよぉ!大丈夫!」
『……ほ、んと?』
「うんっ、うんっ!自然的な生理現象だから何も怖がることないよ…!」
『そっか……』
「……」
『……』

二人の間に佇む沈黙。
ミカウは未だにそこを隠し続けているようで、恐らくは"むずむず"という感覚に襲われ続けているのだろう。自分ならその感覚をどうやって解消するのか、そんなことを考え始めたテトの下腹部に熱が集中するのを感じた。
ゆっくりと椅子を引いて立ち上がり、ミカウの横に立つ

「ミ、カちゃん……それ、楽にしてあげよっか…?」
『…え…?』

ぺろ、と舌舐めずりされた唇が酷く妖しく艶めいていた。
















「ミカちゃ…♡」
『ん、っふぁ…あ、ぁ…♡』

唾液ごと絡まり合う肉厚な舌が淫らな音を立てる。直前まで口にしていた紅茶とチョコレートケーキのせいか、一気に口内が甘い味で支配されていく感覚にミカウは恍惚の表情を浮かべていた。
その間にもテトは器用に自分とミカウのシャツをはだけさせていき、露わになったブラジャーに指を侵入させ硬くなり始めた突起を優しく摘むと、ミカウの身体が反応するように小さな痙攣を見せた

『あッ!♡ん、ゃ…っ!♡ぁあ、♡テトちゃん…っ、だめ…っ』
「おっぱい触られるのやだ…?」
『や、じゃない…けど……ふぁ♡っあ♡…ここ、むずむずしちゃう……ッ』

ふと視線をずらしたテトが彼女の示す"ここ"を見ると、クロッチの外側まで濡れた下着が目に入ってきた。布越しでも容易に想像出来てしまうそこを想像させられたテトの秘部が同じように蜜を垂らす感覚を覚えながら、突起を弄んでいた指を離しミカウの秘部へと移動させる

「大丈夫…、治し方教えてあげるからね…♡」
『…はっ、ぅ…ほん、と…?』
「うん…♡」

潤んだ瞳で不安そうに見下ろしてくるミカウヘ微笑みかけると、彼女もまた同じように返してくるのだった。









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