dream

□テト
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「…わ〜……ミカちゃんって男の子でも全然いけるね!」
『そう…?』

ジーンズだけを見に纏ったミカウへキラキラと輝く眼差しを送ると、彼女もとい彼は不思議そうに首を傾げた。
細いながらも男性らしくゴツゴツとした骨格に筋肉を纏わせ引き締まった身体
肌の白さは元の姿の時と変わらないが、ミカウはどこもかしこも男として変わってしまっていた。
「先生はこんなに筋肉ないもんな〜、若いってすばらしーね!」
ペタペタと裸の胸板や腹筋を触っているテトの手を突如としてミカウが制止させる。
何事かと彼の顔を見上げれば、ほんのり頬が朱に染まり眉は困惑したように下がっていた
「ミカちゃ?」
『…ごめ、…ん……』
彼が言葉に詰まった原因を探るために視線をゆっくり落としていくと、男としての一部分が熱を持ち隆起してるのが見えてしまった。
ジーンズのせいで膨らみきれないそれが苦しそうに張り詰めていて、テトは思わずそこへ手を伸ばしてしまう
『ッ…!…テトちゃん…?』
「これ…苦しくない…?」
そのシルエットをなぞるように硬い生地の上からさすってやると、布越しでもそれがビクンと反応を起こすのが伝わってきた。
同時に、初めての感覚に打ち震えるミカウの反応も降り注ぐ。
『く、るしい…』
「…じゃあ…出しちゃおっか…♡」
ニィ、と歯を見せて怪しく笑ったテトの指が、先程閉めたばかりのジーンズのボタンを外し彼の雄を圧迫感から解放し始めた。
男性用下着など常備しているわけではない彼のそれは素のままズボンへ押し込まれていたらしく、全ての拘束を解かれた瞬間にぶるんと勢いよく反り返った。
「あは…♡すごぉい…♡」
彼の足元へしゃがみ込み、ガチガチに硬直したそれを目の前で眺め歓喜の声を漏らす。
頭上からミカウが恥辱に耐える声が聴こえた
『…テト…ちゃん、…なんか、恥ずかしいんだけど…』
「大丈夫…ちゃんと気持ちよくしてあげるから…♡」
反り返った雄の先端から溢れる液体を指先に纏わせ、そのまま雄の首辺りから刺激していく
『ぁ…ッ』
ただそれだけで感じてしまう彼の反応を楽しみながらテトの指は雄の根本まで降り、欲望を搾り取るように扱き始めた
『ん───……ッ!…それ、っぁあ…!』
「気持ちいい?ミカウくん…♡」
気分はすっかり青年の童貞を奪う女。
短い銀髪がうっすら汗のかいた額に引っ付くのを見上げながら、テトは自身も興奮していくのを感じていた。
わざとその行為が見えるようにベロォと長く垂らした舌に雄を乗せ、そのまま愛撫を始めてやる
時々浅くしゃぶるようにそれを口に咥えてみれば、ミカウは大袈裟に吐息を漏らした
『はぁぁ…っ……!テト…ちゃ…』
「テトでいいよ…♡ん、ふ…反応かわいい…♡」
口の中で雄に舌を絡ませ刺激し続けていると、突然それは引き抜かれた。
驚いたテトの身体を軽々と持ち上げ、普段ミカウが眠るベッドへと降ろし荒い呼吸のまま覆い被さる
『…はー…はー………っ…テトも、気持ちよくなりたいでしょ…』
器用に片手で脱がされた下着をベッドの端に置き、既に興奮で濡れた秘裂を目指して脚の間に身体を入り込ませた。
今までに関係を持った人間の男性とはまた違う、別の種族としての雄を垣間見てしまったテトの秘裂は期待で更に涎を垂らしてしまう
『…濡れてるね……』
「っ…はずかし…」
てらてらと艶かしく反射する割れ目を指で開き、ピンと小さく張り詰めた核へ舌先で触れた
「ぁあッ…♡」
先程自身の雄へされた同じことをテトのそれに倍で返してやる。
深くかぶりつくように咥え込んで痛いほどに吸い付いたと思えば、柔らかくさせた舌の腹をべったりと擦り付けられる
目まぐるしささえ感じる行為にテトの強制は鳴り止まない。









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