dream

□シェーン3
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『!!!』

聞き慣れた声によって現実に戻される思考。
音がする場所はドアの向こう側、二人が行為をしている場所のすぐ近くだった。

「あれー?外にわんちゃんいないから家にいると思ったんだけどな…。ミカちゃーん?前に話してたスープ作って持ってきたよー!」

そうだ、と彼女は思わずシェーンと目を合わせた。
数日前テトと料理番組の話題になった時にミカウが見逃した日の料理が美味しそうだと話したら、それを作って持っていくと約束していたのだ。

『テトちゃ、…んっ!?』

秘部から引き抜かれたと思った指、しかし直後そこへシェーンの雄が侵入してきた。

「ミカちゃん?だいじょぶ?入るよ?」

ドアノブが回る
彼女は出来る限り冷静な声を振り絞った

『ま、って、ァっは…!私、いま、ねつ、…ンっ、熱が出てて…!』
「熱?具合悪いの?」
『そぉ…っ!だ、から…入ってきちゃ、う、つるかもしれな…ぁっ』

なんとか誤魔化そうとしている彼女のことなど眼中にないようにシェーンは腰を振り続けた
彼女の身体が崩れ落ちてしまわぬよう壁に手をつかせ腰を掴み支えながら、そのスリルを味わっているようにも見えた。

「(は、もっと誤魔化さないとバレるぜ)」

文字通り窮地に立たされた状況で囁かれると秘部が雄を締め付ける
その分かりやすい反応にシェーンは小さく鼻で笑った

「でも…熱があるなら尚更入ってった方がいいんじゃ…看病するよ?」
『うう、んっ!だいじょ、ォ、ぶ…っふ…ぁンっ…スープは、置いと、ぃて』
「んー……わかった。じゃあドアノブのとこに掛けておくね?それから本当に辛かったら電話してね?」
『あ、りがとっ…は、ぁ』

ゴソゴソと扉の向こうで物音がしたあと足音が続いた。
テトがその場を離れたのだろう
だがそれに安堵する暇も与えられないまま、シェーンは抜き差しの速度を速めた

「な、ずっと締まってたけど、…興奮した?へへ」
『ち、がぅっ!ん、やぁ』

壁についていた片腕を引っ張られ無理矢理身体を起こされたので、出来る限り強い眼差しでシェーンを睨みつけた











「そっかぁ、ミカちゃん熱出ちゃったのかぁ」

毎日通う診療所への道すがらテトが呟く

「…えっちな看病だなぁ」








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