IDOLだって楽じゃない

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華穂side

今日はデビュー当日
あと数時間後には記者会見が行われるだろうという今、


ジャニー「うーん、千聖前開けて。明彩も。」


控室で社長による衣装の微調整が行われている。

衣装は黒色系でへそが出てたり出てなかったりするタンクトップ
同じく黒色の短パンorちょっとフワッとしたスカート
メンバーカラーのスカジャンとスニーカーだ。

社長曰く、第一印象でイメージがついてしまうので衣装で少しでも個性を出す必要があるのだという。


ジャニー「よし!これでいいかな!」


一美「思ったけどさ、衣装格好いいね!」


優衣「曲が格好いいからねー」


明彩「私達は路線を定めないんだってね」


千聖「新しいよね!」


『・・・』


里紗「華穂、どうかした?」


『私、露出度高くない?』


スカジャン全開だし
靴下短いし
へそ出しタンクトップだし


ジャニー「ああ、YOUは最初から露出高めにするつもりだったから」


『何故?!』


ジャニー「えっとね、一番スタイルがいいメンバーを教えてもらったんだよ」


『誰にですか?』


里紗「わ・た・し♡」


嘘だろジャニーさん!!!
よりによってド変態に聞くなんて!!!


千聖「・・・なんで華穂のスタイル知ってんの?!」


里紗「私と華穂だけだったときにシャワー室行ったの。そしたら・・・」





















里紗side

inシャワー室


『華穂ー、先上がってるね。華穂ー?』


うーん
シャワーの音で聞こえてないみたい

仕方ねえな
覗いちゃうか☆


チラッ


カーテンの隙間から華穂を覗く


『っ!?』


あれ?
ちょっとまって、気のせい?


チラッ


『っ!!!』


気のせいじゃ、ない!!!


『華穂!!!』


華穂「うわっ!?いきなりどうしたのさ!!」


『アンタって、胸でかいわね』


華穂「・・・知ってた。うん知ってたけど」


『モデル体型かと思ってたけど、グラビアモデル体型だったのか・・・』


華穂「おいこら何ほざいてんだ」
























華穂side

里紗「って事があって☆」


明彩「良かった。見間違いじゃ無くて。私も華穂って胸でかくね?!って思ってた。」


一美「くっそ、敵が増えたかっ!!!」


優衣「一美ちゃんなんでこっち見るの?!」


千聖「アンタって着痩せするタイプだったんだ・・・」


『うん・・・』


里紗「キャラが決まって良かったね☆」


『くたばれ』


ジャニー「・・・ボクがいる場でそんな会話はしないでくれ」


『すみませんでした』


ジャニー「とにかく!もうすぐ本番なんだから気合い入れてね!」


6人「はーい!!!」










記者会見は大成功をおさめました☆
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