IDOLだって楽じゃない

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華穂side

一美「へー!華穂って学祭で演劇やってたんだー!」


『うん。それも男役。』


明彩「もう○塚じゃん!格好いいー!」


千聖「中等部一年生の頃から皇子様扱いだったよね。有名だったよ。」


『そんなに?!』


里紗「で、どうやって社長にスカウトされたの?」


優衣「華穂ちゃんの経歴だけ聞いたことないよねー」


『話してないもんねー』


明彩「練習場に最初からいたんでしょ?詳しくは知らないけど!」


『スカウトされたのは一番最初だったよ』


一美「最年少なのに!?」


『そういうつもりじゃ無かったらしいよ』


里紗「どういう事?てか、私の質問に答えて。揉むよ。」


『やめなさい』


私がいるのはQureezの練習室だ。
デビューが決まって、今はレッスンの休憩時間である。


『スカウトされたのは、今話してる学祭の演劇がきっかけなんだけど・・・』
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