女子高生兼マフィアやってます

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昌行side

キキッ


運転手「着きました。お気をつけて。」


快彦「ありがとうございました!」


『健!快彦!武器もったか?』


快彦「持ってるけど、」


健「どこで必要なの?普通のパーティーっぽいのに」


健が言う通り入口から見える景色はセレブのパーティーそのものだ


『とりあえず行くぞ』


連合会参加が初めてのこいつらにとっては武器を持ち歩く事が違和感でしかないだろう


客「お久しぶりですな!」


客「はじめまして、私の家内です。」


客「ははは!ごもっともで御座います!」


様々な客の間を通り抜け奥の扉に向かって足を進める


健「が、外人ばっかりだね・・・」


『話す必要はないから心配するな』


扉の前に到着した


ガードマン〈通行証を〉←イタリア語


快彦・健「???」


《これ》スッ


ガードマン〈気をつけて〉

 
バターン


快彦「え?!昌行くんイタリア語喋れるの?」


『ちょっと分かる程度だ』


?「昌行!快彦!健!」


健「博くん!」


准一「待ってたんやで!」


扉の向こうには別の車で移動していた博、剛、准一がいた


『武器は大丈夫か?』


博「うん。ちょっと剛は大変そうだったけどね」


剛「機関銃超重い・・・」


『頑張れ。次行くぞ。』


快彦「どこまで進むの?!」


准一「ここの人達は何なん?」


『さっきの扉を通る時に通行証が必要だっただろ?』


博「より選ばれた人達しか奥に進めないんだよ」


健「一応聞くけど、ここにいるのって全員マフィアグループの関係者なんだよね?」


博「多分だけどここの部屋は班のトップばかりじゃないかな?」


健「うわぁ・・・」


剛「俺らはなんでさらに奥へ進めるの?」


『俺らは特別、』スッ


通行証をガードマンに見せる


バターン


『社長に選ばれたからだ』


扉の奥
そこは各マフィアグループの幹部以上の者しか立ち入りを許可されていない部屋だ


ガードマン〈この先はーーーーーーーー地帯ですので自分の身は自分でーーーーー。〉


博〈分かりました〉


准一「なーのくん、あの人何言ってたん?」


博「多分だけど、自分の身は自分で守れって事じゃないかな」


『合ってると思う』


俺も博も若干分かる程度だからあてにしないでくれ!


?「昌行!」


ん?この声は!?


『茂?!』


茂「そうや!久しぶりやなー!」


太一「イノッチーーー!!!」


快彦「太一君ーーー!!!」


二人「久しぶりーーー!!!」


博「仲いいなー」
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