女子高生兼マフィアやってます
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華月side
こちら、「victoria」の(人質になっている)紀國屋華月です。
ただいま私は長野博さんが運転する車に乗っています。
え?席?
あー、坂本昌行さんの膝の上ですね////
それも後ろから抱きしめられる形になっているので抜け出そうにも抜け出せません。
さっきまで熟睡してたんですけど、どのくらい眠っていたのか分からないですねー。
では、起きてみましょう。
パチ
『・・・あれ?アジト?』
目を開けると車はアジトの駐車場にあった。
車の時計を見てみると、朝の7時だった。
『まじか、朝まで寝ちゃったよ・・・』
?「ふわぁぁぁー・・・」
あ、起きた。
『博さん』
博「へ?華月ちゃん起きてたの?」
『おはようございます。昨日は運転お疲れ様でした。』
博「こんな所で一晩過ごさせちゃってごめんね?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ブロロロロロ・・・
博「着いたよー」
6人「zzz・・・」
博「皆寝てるの?昌行ー?」ゆさゆさ
昌行「んー・・・zzz」
博「もう、俺も眠いのに・・・」
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
博「って感じで皆を起こすの面倒くさかったからこのまま寝ちゃった☆」
『すみません・・・すっかり眠ってしまって』
博「華月ちゃんは俺達の任務を手伝ってくれたんだから、疲れてるのが当たり前だよ」
『そうですか』
博「うん・・・」
フロントガラスの方を見ると暖かな日の光が車の中へ流れ込んでいた
『暖かい・・・』フッ
博「・・・」
今日は木曜日
私がここに来てから一週間がたとうとしているがイヤリングになんの反応もない
私の事ちゃんと探してくれてるのかな?
もしかして一生このまま?!
『はー・・・』
それは嫌だな
これから人生がどうなっていくのか、先が見えない不安はとてつもなく大きい。
ぐー
・・・とりあえず朝ごはんを食べよう////
『博s』
博「華月ちゃん」
『はい?』
博「・・・君は一体、何者だ?」
『っ!』
そう言った博さんの眼にはいつもの様な暖かな光はなく、
スナイパーの光が宿っていた
『さあ?何者でしょうかね?ふふっ、』
博「・・・え?」
『私にも分かりませんよ』
?「ふわぁー・・・」
?「んー・・・」
?「ここは・・・?」
?「あと5分・・・」
『(起きましたね)』チラッ
博「(そうみたいだね)」コクッ
スゥ
二人「NE☆RU☆NA!!!」
後部座席4人「うわぁぁぁ!!!」