女子高生兼マフィアやってます

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華月side


あー・・・起きた

・・・

そーいや敵のアジトで捕まったんだっけ


?「ねーまだ起きないの?」


?「俺としては叩き起こしても良いんだけど・・・」


?「可哀そうやろ!」


?「起きるまで待ってていいんじゃないか?」


周りがうるさい
何話してるのか分からないし


モゾ


『・・・』


狐面の中で目を開ける

私の周りには昨日戦った6人が揃っていた


私が起きたのに気がついていないのか話続けている。


『・・・おはようございます』


何で私から挨拶してんだろ

風紀委員長だからか
そーかそーか


赤「へ?」


緑「お、起きたぁ!」


黄「・・・」サッ


なんか黄色の子が戦闘態勢なんだけど?


オレンジ「しゃ、喋った・・・」


紫「おはよー」


青「お前ら、驚いてどうするんだ」


『・・・』


青「お前、どこのスパイだ?」


『唐突ですね』


私も一応スパイの端くれ
捕まったことなんて一度もないからこんなこと初めてだけど、


『簡単に自分のファミリーを名乗るとでも思いますか?』


赤「は?調子乗んなよ?」


『昨日はどうも。機関銃を扱う際は急所を相手に見せないのは常識ですよ?』


赤「テメェッ!」


緑「剛!落ち着けって!」


紫「ファミリーを名乗りたくないのはわかるけどさぁ、」


チャキ


紫「君の命はこっちの手にあるの分かってるよねぇ?」


おー怖
でも、
この人達に私は殺せない

殺したら盗まれた物が分からないでしょう?


『もちろん、承知してますよ。貴方が私を殺せない事も。』


紫「っ!・・・」


緑「なーなー!顔見せてよ!」


言うが速いが手を伸ばしてくる
もちろん私は顔を見られたくないので全力で避けまくる


緑「はっ!中々やるじゃん!」 


『・・・』


人の顔みて何が良いんだ?


青「・・・行くぞ」


青色さんが急に喋ったと思ったら6人が部屋から出ていく


『・・・青色さん』


青「・・・は?俺?」


『自分のペットの世話位しっかりとやって下さい。』


青「・・・うるせえよ」


ガチャン


うーん・・・
錬と話そうにも電波が繋がらない
・・・紫さんのせいだと思うけど

鎖はダイヤモンドが練り込まれていて引き千切れないから拘束から抜け出せない
あ、力技で引きちぎる訳じゃないからね?
コツがあるから!安心して!(?)


向こうは私が口を割るまでずっとこのままにしておくようだ









てか、







学校どーしよ
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