そうか…これが…心か…

□ウル織 永遠に…
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「ウルキオラ…」
「何だ…織姫」
ラス・ノーチェスにいる二人は、彼女の部屋にあるソファに座って手を繋いでいる
「このまま…このまま、私達の時だけが止まってしまえばいいのに…」
「…」
「何故、そんな事を思う」
「黒崎君達が、このウェコムンドにもういるんでしょ?」
「ああ」
「黒崎君が此処に来て、あなたと戦ってしまう」
「それが、心配なのか?」
「…うん、それもあるけど…何より」
「貴方が、黒崎君と戦って、傷ついてしまうのが怖い」
「…」
「ウルキオラ?」
ウルキオラは、織姫を押し倒した
「ウルキオラ⁈」
「気にするな。俺は死神もどきにやられてしまうほど、ヤワでは無い。」
「お前は、俺が負けると思っているのか」
「違う。そうじゃ無いの。ただ、貴方を愛してるから、消えて欲しく無いの」
「織姫。俺は、お前の元に必ず戻ると、誓おう」
「‼」
「そして、お前に悲しい想いはさせないと」
「だから、お前は、心配などしなくていいんだ」
何故だろう。こんなにも泣きたくなってしまうなんて
貴方が、普段言わない言葉を使っているんだもの。絶対にこの人は消えない。
どうか…このまま永遠に時が止まってしまえばいいのに


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