パパがママに恋に落ちて。

□大好きな人と結ばれた幸せ。
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ほんまに奇跡的な運命のおかげもあって、僕の一目惚れの恋は叶い…






彩さんは僕の奥さんになってくれた。




彼女はやっぱり完璧超人なのか?っめ思うほど全てが完璧で…自分が恥ずかしくなるくらい。



毎日幸せです。



『はい、ゆーり?お弁当やで。』




「ありがと、彩さん!」



ちゅっ、、




毎日が幸せすぎて、年上やけどそれを感じさせないほど彩さんは一歩引いて僕についてきてくれてる…そんな事まで出来てほんまにすごいなってずっと思ってた。






けど…彼女も人間なんやなって結婚してからよく思うようになった。


それは悪い意味とかやなくて、ちょっとおっちょこちょいなところや…案外泣き虫なところがあるってこと。



すごく愛おしくて…可愛くて…



心臓が爆発するんやないかって思うほどそんな所にキュンッてするんや。










仕事に行き、お弁当を開く…この時間を楽しみに僕は午前中をがんばってるんや。



午後からは早く帰って彩さんに"おかえり”って言ってもらうために頑張る…





「ん?この目玉焼きなんか酸っぱいな…」




いつもは美味しいんやけど、今日は以上に酸っぱい?






まあ、ご飯と食べながらならおかずになっていいかな…いやでも酸っぱいなぁ。




と思いつつ、食べ進めてると…




ブーブーッ





「あ、もしもし彩さん?」




彩さんから電話が掛かってきた。




(あ!ゆーりもうお弁当食べた?!)




「え、あ…うん。」





『ごめん!!今日なんか寝ぼけてて卵焼き作ったか酢を入れたみたい!!』




なんと、この卵焼きには酢が入ってたみたい…



朝早くから彼女は僕のためにお弁当を作ってくれてる。

何にも文句さえ言わず弱音も吐かず、自分も毎日仕事してるのに…





「ご飯と食べたらね、全然美味しかったよ!新メニューに良いかもね。」




(ごめんな?無理して食べんでええからね。)



「もう食べたよ!いつも早起きして作ってくれてありがとうね?彩さん。」





(残しても良かったのに…)




「新メニューにしたら?」




(あほっ、そんなん出来るわけないやん…ふふ。でもありがとう。)




時々、彩さんはこういう失敗する時があって完璧超人なんていないんだって…

やから僕はこの人を好きになったんだなって。




可愛すぎるんだ…こんなところが特に。





「電話してくれてありがとうね?」




(ううん、もうちょっと早く電話したら良かったわ…)




「じゃあ、また家でね?」



(うん、お仕事頑張ろうね。)




「愛してるよ、彩さん。」




(もう、それは帰ってからでええのに…私もやで愛してる。)





ちょっと恥ずかしそうに最後は小声で言ってたけど、そんな彩さんも可愛かったな…




最初は完璧超人なのかと思ってけど、ちょっとおっちょこちょいで僕は安心しました。




それに、泣き虫なもあるんだ。




そんな彩さんも愛してるよ。


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