パパがママに恋に落ちて。

□楽しくて幸せ。
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「あれのるぅ!!」





「メリーゴーランドだね!よしっ、乗ろうか!」






朱里ちゃんがメリーゴーランドに乗りたいと言い出したから、2組に分かれて付き添って乗ることになった。




「やぁや…」




『ももちゃん、大丈夫やで?ママが抱っこしててあげるから乗ろうや?楽しいよ。』





でも、ももくんは意外にも怖がりで乗ろうとすると首を振って嫌がる…





『大丈夫!大丈夫!ほら、乗ろうね〜』





でも、彩さんはなんとかせっかくきたから乗らせてあげたいみたいで馬やなくて2人掛けのやつに乗ることにしたみたい。






朱里ちゃんは僕が抱っこして馬に一緒に乗った…






「わぁ〜い!!」





「楽しいね、朱里ちゃん!!」




朱里ちゃんはすごく喜んでくれて僕も楽しくなった。





ももくんは彩さんといざ乗ると大丈夫だったみたいで楽しめてたから良かった…











そして、次はくるくると周るコーヒーカップに乗った。



これは僕と朱里ちゃんだけで…






「朱里ちゃん、ほらママとももくんに手を振って〜」





「まぁま〜、ももぉ〜、たのちぃよ〜!」





『朱里〜、やっほ〜!』


「あかりたん!!」

手を振ると彩さんたちも振り返してくれてて、写真も常に撮った。




その後も少しだけアトラクションに乗ると夕方になったから、旅館に向かった…




まだ小さいから乗れるものも限られてるし、かなり人が多いから待ち時間も長く途中から2人ともグズグズになってしまった。






『ももか寝ちゃった…』




「朱里ちゃんも半分寝かけてるね。」




旅館のご飯は豪華だったし、子供用のお子様プレートもすごく可愛くて良かったけど…ももくんは半分食べる前に寝てしまい。





朱里ちゃんも今にも寝そうな感じ…




それでも、ご飯だけは完食してすぐに寝てしまった。




「彩さん、もう一度温泉入っておいでよ。」





『ううん、大丈夫やで…?』





「子供たち居たからあんまりゆっくり入れなかったから…せっかくなんだからさ?」





『そう?ほんなら入ってこようかな…ここの温泉めちゃくちゃ気持ち良かったから。』





「ははっ、良かった…美人の湯があるけど彩さんは入らなくて良いね。」





『ふふっ、ええからそんなお世辞わ。』




「え〜、ほんまやのに…」




『じゃあ温泉行ってくるね、ありがとうゆーり。』





「いえいえ、いってらっしゃい!のぼせないようにね〜」




前にテレビで紹介されてたここは旅館で彩さんが羨ましそうに見てたから、絶対に連れて来てあげるんだって思ってたから喜んでもらえて良かったな…







それから次の日は少し観光して昼過ぎには新幹線に乗って帰った。




みんな最後は疲れちゃって爆睡やったけど、家族で思い出がまた増えて良かったな…



僕にとって家族の笑顔がなによりもご褒美やから、今回の旅行でかなりリフレッシュできたなぁ。




また行こうね!


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