パパがママに恋に落ちて。

□パパがママに恋に落ちた日。
2ページ/2ページ



その出逢いがきっかけに僕たちは食事によく行くようになり、会うきっかけを何かと作り…連絡が途絶えないようにした。






そこから恋人に発展して…





人生のパートナーに彩さんがなってくれたらそれ以上の幸せってないんやろうなと、考えるようになった。






彼女の名前は山本彩さん…僕より少し年上でしっかりしてるけど優しくて、、




こんな僕やのに、ちゃんと男として立ててくれ…
彼女に向けてのサプライズを僕が失敗してもそれを分からないフリしてくれたり

悩んでたら適切なアドバイスをくれて助けてくれたり…
そんな心遣いや気遣いも出来る僕には勿体無いくらいの人柄を持ってるんや。





だけど、そんなこと分かってても…彼女と今後の人生を歩んで行きたいって思った。





本当に愛してるから…







「彩さん…あの。」




『ん?どしたん〜、もうすぐご飯出来るからね。』





今日は僕の家に彼女が来て、ご飯を作ってくれてる。





「僕と結婚してくれませんか?」




『えっ…』




かちゃんっ。




もちろん驚いてて、持ってたお玉を落としてしまった。




「あ、落としちゃった。」




『あ、ありがとう…』



すぐに拾って、とりあえず流しに置いた。






「こんな僕やけど、彩さんのことほんまに愛してるし…ずっと守るからお願いします、一緒に家庭を築いてください。」




指輪を出してプロポーズをした。



今伝えられることはこれだけしかないけど、語彙力ない僕だけど彼女への愛は誰にも負けない…それだけは自信がある。







『はいっ、よろしくお願いします…』





ぎゅっ、、、





「や、やったー!!」




彩さんは僕に抱きついてきてくれて、それも嬉しくて彼女を抱きしめたまま両手を上げて喜んだ。





『ゆーり、ずっと待ってたんやから…その言葉を、、ほんまに大好きや。』





「彩さん、愛してるよ…」




『私も愛してる。』






僕は気付いてなかったけど、彩さんはどうやらプロポーズを待ってたらしくて…



泣いて喜んでくれた。




こんなに素敵な愛する人が出来て…家族になれてほんまに全てに感謝します。





これからはもっともっと頑張るからね!!
彩さん。


次の章へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ