短編集 -3-dimensional-

□je suis aimee dix-huit
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「あぁ…最悪…」


また、昔の嫌な夢を見た。



私は名さんが苦手。



いや、嫌いだった。



「絶対、守るから」



生駒さんの言葉に救われ、実際に相談に乗ってもらい、色んな事で助けてもらえた。



一方、名さんはノリが軽いし、一期としか話さない。苦手な人種。




バレッタの振り入れや撮影の時だって、となりに居る奈々末さんとばかり話す。奈々末さんを狙ってるのバレバレだし。




そんな事を思って、名さんには愛想のない態度をとっていたと思う。




一方的に距離をとっていた間柄の時、生駒さんや奈々末さんに食べて貰うために作ってきた手作りの料理だったが少し多めに作ったのでケータリングに置いていたら名さんに全部、食べられた。






「美味しかったからつい」と話し、周りから非難され、奈々末さんには蹴られて、ざまーみろと本当に思っていた。
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