KEYAKI
□ヘッドホン
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志田side
いつも通りヘッドホンを付ける
いつもと違うのはそこから流れるのは君の好きな曲そして君のことを考えていること
担任の件が落ち着いて、私達のクラスは大分仲良くなった
変な犬引き連れたサイコパスも探偵気取りのアイツもクラスに溶け込んだみたい
対当しあってた守屋グループと菅井グループが仲良くなったのがこのクラスが和やかに変わった理由の一つだろう
そして私に起きた一番の変化といえば菅井グループの小林由依と付き合い始めたことだ
「ねえ」
「ね え!!」
バッ
志「何すんだよ!返せよ」
「何怒ってるの?」
いや、突然横からヘッドホン引っ張られたら怒りたくもなるだろう
横を見ると、、、
その声の主小林がいた
小「ずっと呼んでたのに無視したの愛佳だよね?」
志「ヘッドホンしてたら普通聞こえてるわけないだろ、バカ?」
志「てか、今小林と喋ってるほど暇じゃないから」
あ、やば
小「もういいよ!知らない!」
ガラガラ バンッ
言いすぎた