長編(混合)

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「なんだこれ」



今の私の状況を表すなら完全にオワタ、である。


何故なら、目の前にピンクのモフモフを羽織ったサングラスにっこり野郎がいるからである。





「...どこから現れたァ?お前、なんの能力者だァ?」


嫌な笑みを浮かべながらちゃっかり私の小舟に乗ってくるモフモフモフグラサン。


正直に言おう。帰りたい。




「おい、答えてくれよ嬢チャン。」



うーん、何か手はないものか。





「フッフッ、この俺を無視たァ、いい度胸してんじゃねェか」




あ、そういえば




「... ゴシキーt」



ポートキーをあの船に設置してたんだった。
一先ずこの人退けなきゃダメだよね。


「インペディメンタ!」(妨害せよ!)


ぽぽぽぽ〜んと吹き飛んでいくモフモフグラサン。
驚いている表情が見える。
とにかく、申し訳ないけど戻ろう。





「ッ...、?ァア?どこへ消えたァ?」


一人、ドフラミンゴは取り残されたのであった。













「お、見えた。
ニューゲートさんの船、やっぱでかいわ。さっき見たばっかだけど。」


戻ってきちゃいました、きゃっぴる〜んってしたらどんな顔をするだろうか。
むしろ私がそれをやって許される歳なのだろうか。







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※許されません。
 

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