長編(混合)

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「エイビス!」(鳥よ!)


先ずは杖から鳥を出してみせる。


それだけで周りはきょとん顔をする。


まだまだ、よ。



「アグアメンディ!」(水よ!)

水を出し、

「ウィンガーディアム・レビオーサ!」(浮遊せよ!)

鳥の周りに水を停滞させ


「グレイシアス」(凍れ)


凍らせる。



鳥は氷の膜の中に閉じ込められた。



「エクスパルソ!」(爆破せよ)


氷を対象にし爆破させ、鳥は自由を得る。


自由となった鳥は部屋を飛び回る。



今度はその鳥を対象にし、


「オーキデウス!」(花よ、咲け!)


鳥の頭に花を咲かせる。




これで頭がパッパラパーみたいな鳥の完成だ。


さて、皆の反応...は.........。





「「「「「「「」」」」」」」



息をしろ。(デジャヴ)



「...お前、スゲェじゃネェか、名無しさん。
綺麗なモンだ。グラララ!」




お、おお、褒められた。素直に嬉しい。


そこで息を吹き返した()隊長達が次々と言葉をかけてくる。


「おま、おっ、おっおお」

「どっ、どどどどっ、ど?!」

「わっ、わわわ??!」





「いや何言ってんだよ」



理解不能な言葉だった。



「...オメェ、本当に魔法使いなのかよい...」


「うん。だからそう言ってるじゃん。」


「(確かに、こんだけのことを1つの実を食っただけではやれねェよい。こいつは...)」




何かを思案しているマルコを見ていると突然全身に衝撃が。



「っ!!お前、すげぇな!!!魔法使いなんだな!!!ヤベェぞ!!!おい、肉!肉出せるか!?魔法で肉出せるのか!?」

何事だと思い横を見ると何故か抱きついているあの火の青年。

「ってちょ、!!!ヨダレ!!ヨダレつく!!!」



きったねぇなおい!!!!!!
 

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