長編(混合)

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「あぁ、ちょっと待て。
おいマルコォ!隊長共をすべて集めろォ!」



「わかったよい」





ドヤ顔しながら魔法決めかましたろう思った時に待てを食らわされた私の気持ちを五秒以内でお答えください。



どうやら隊長達を集めるらしい。何人いるんだろうか...?



ぽやーって考えてたらなんだか濃さそうな人たちが集まってきた。


強面の方が数名、髭の長い人に寡黙そうな人、更にはフランスパン頭にひっつけてる人に体が燃えてる人。





だ、大丈夫なのか?
落ち着け私、色々突っ込みたい。
ふ、フランスパンってオシャレに使えたっけ...?

てか燃えてる人やばくないか?誰も消火活動してないけど...。



「あ、あの...燃えてる人、大丈夫なの...?誰か消火を......」



私の一言で静まり返る部屋。

その次にはドッと笑い声が溢れていた。


「ギャーハッハッハ!!!お前エース、消火されちまうみたいだぞ!!」


「...ふっ...」


「俺消火されるのかよ!!!ははっ!おもしれぇなお前!
俺はメラメラの実を食った炎人間なんだ。気にすんな!熱くねェよ!」




なんっっだそりゃ最初に言えや、という謎の半ギレ状態になりながらもニューゲートさんに向き直す。



「グララ...!」


笑ってんじゃねえかくそジジィ!!



...ハッ!私のキャラが......!




「面白ェ娘だ。まあいい。隊長共も集まった。



見せてくれるかァ...お前の魔法ってやつをォ...!」




きた、ようやく。

気を引き締め直す、



「えぇ。もちろん!」



「皆さん、私の半径3mから離れてください。」



皆、訝しげな顔をするも素直に従ってくれる。



やろうじゃないのよ...最高のショーを。
 

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