長編(混合)

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「「「はぁ????」」」






えっ何その反応。



まさか、

「信じてないとでも?」





「信じられるわけねぇだろい!」

と、マルコ。


「名無しさんって意外と、バカ?」


と、ハルタ。


「...その言い訳は苦しいな。」


と、女形...いや、イゾウ。





「いや待って、目の前で見たじゃないの。ほら、甲板の端っこにいる人たち。固まってたり、縄で縛られてたりしてるじゃない!」



それに、箒で飛んできちゃったし!
信じてないっていうならそっちの方が私的にも楽よ。
でももう目の前でやっちゃったし言い逃れ出来ないから腹を据えたのに!!




「...いや、悪魔の実の能力者でしょ?流石に、わかるよ。」




「...ハルタ、悪魔の実って、......」




「何かしら?」






「「「」」」




おい息をしろ








悪魔の実というものについて説明を受けた。
なるほど、この世界にはそんな者が...ある意味怖いわね。
まあ、魔法に叶うものなんてないのだけれど。




「どうするよい...」


「...親父に相談、だな。」




「と、言うわけで名無しさん、付いてきて!」



どういう理由だよ...

この人達と喋ってると私のおしとやか口調が崩れてしまう...頑張ってかぶってる猫が...。








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「.........ハッ!?」





でかい、デカすぎる、なんだこのでかさは。トロール、トロールなのか?!



「グララララ!!」



グラグラ笑ってるのは白ひげさんことエドワード・ニューゲートさん。

謎に三人に連れてこられやたらでかいドアの前で待たされ、なんだこれ〜と思ってたら開かれたドアの先にこの巨体。


目ん玉落ちるかと思った。



「話はァ聞いたぞォ...!」


ニューゲートさんが喋る度に揺れる空気。

トロールよりも数倍の迫力。

少し、身震いをしてしまう。




「オメェ...魔法使いだってかァ?」



「...そうです。私は日本の魔法使い。」


ちゃんと、ニューゲートさんの目を見てはっきりと言ってやった。



「...なら、見せてみろォ...お前の、魔法って奴をなァ!」






なるほど
百聞は一見に如かず、ね。



ならやってやろうじゃないの。



その巨体で驚かせてくれたお礼に、私もたくさんの驚きをプレゼントするわ!
 

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