第10宇宙の新しい見習い界王神はチビッ子!

□どうしよう!?
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どうも!皆様初めまして
ゴワス様の弟子のアースです!

ゴワス様に拾われて以来…私はお役に立てるようがんばっております!

そんな私なのですが…





これ……どうしよう……?



ゴワス様の茶菓子を作っていたのですが…失敗してしまいました…
非常にマズイです…!もうすぐでお茶の時間なのに…今から作り直しても間に合いません…



あっ!…時を止めれば!……駄目だ…絶対バレる…そしたら物凄く怒られます…。


こんな時…ザマスさんはどうしてたのでしょうか…


「何しとるのじゃ?アース」

「わぁぁ!ご、ゴワスさまぁ!!」

ど、どうしましょう!?ゴワス様来ちゃいました!

とりあえず失敗したのを隠さなければ…

失敗した茶菓子を背に隠し何事もなかったかのように振る舞うアース

「どうしました?ゴワス様」

「なに、お茶の時間なのにお前が来ないかったからどうしたのかと…な」

「あ、もうそんな時間でしたか…」

ヤバイ…

「ところで」

「は、はい!!」

「その背に隠したものは何だ?」

ドキッ!

ば、バレて……いや、まだ隠し通せるはずです!……多分

「ななな何も隠してないです!本当に」

冷や汗を流しながら必至に隠そうとするアース…そんな姿を見て不審に思わない筈がなく…

「そうか…」

「…(良かった…バレてない…)」

ヒョイ

「では、このようにして見るか」

「!?」

ホッと安心した瞬間アースはゴワスに抱きかかえられた

故に背に隠したものが見える様になるのは当たり前で……

「これは…」

「ぅぅ…ごめんなさい…ゴワス様」

見られては仕方がない…正直に謝ろう…こんな事になるなら直ぐに作り直せば良かったな…

と思ったアースだが…


「えぇ!?なんで食べてるんですか!?ゴワス様!無理をなさらずすぐに出してください!」

「ふむ…見た目は少し不器用になっているが美味しいぞ」

「…え?」


ゴワスの行動に焦ったアースだがその言葉にポカン…となった


「で、でも……そんな…」

見た目からして不味そうなものが…と言おうとしたアースの言葉を遮り

「ちゃんとお前の気持ちが篭ってて美味しいく出来ている、作り直す必要なんてないぞ」

優しく笑いアースの頭を撫でながら言うゴワス

そんなゴワスにアースは……


「ゴワスさまぁぁ!」

涙腺崩壊である

「ほれ…もう泣き止みなさい、可愛らしい顔が台無しだぞ?」

「ゴワスさまぁ…わたし…もっと頑張りまずぅぅ!」

未だに泣き続けているアースは茶菓子作りの修行をしようと決心したのだった…





コレより他に大事な修行があるはずなのだが…それはまぁ幼いから…という言葉で片していいのだろうか…?



「さて、アース泣き止んだところで…お茶にしようか」

「はい!」

ゴワスの腕から抜け出しお茶の用意をするアース…っとそこにゴワスの腕が伸びた

「ゴワス様?」

「今日は私も一緒に淹れよう…いつもお前ばっかでは悪いのでな」

そう言いアースと一緒にお茶を淹れる準備をするゴワス

「それじゃあ、私ゴワス様が好きなやつ持ってきます!!」

そう言うとすぐにそれを持ってこようと走るのだが…

「こらこら…転ぶ((」

ドテッ!

「…い、痛いです……」

「遅かったか…」

お約束レベルで転ぶアースにゴワスは苦笑いするのだった





























「ゴワス様が淹れたお茶美味しいです!」

「それは良かった、お前の作った茶菓子も美味いぞ…見た目はちとアレだがな」

「うぅ…それは言わないでください…」










これはとある昼下がりの出来事……


今日も第10宇宙は平和です(笑)

















あとがき
うぉぉぉ…わけわかんねぇぇえ!!
しかも更新おせぇえぇ!!
なんかすみません…つ、次はきっと…!
 

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