学パロ

□9月
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「寒くなってきたね」
「だなー!」
「じゃあその足をしまえ」
寒さが増してきたからブラウスを捲るの辞めようかと考えていたらシャンクスが呆れながら足を見てきた。
「見たわね?1万円よ。」
「お前らが出してるんじゃねぇか!」
「誰が見ていいって言ったのよ?」
「見えるんだよ!」
シャンクスとナミが暫く1万円をかけての戦いを繰り広げていたがカラオケいこう、と明るい声が響いたから結果は聞くまでもない。
「さっすがぁ!奢りっすか!」
「食料は抜きよ」
「っしゃ!」
お菓子やジュースは個人で、あとはナミ持ち(正確に言えばシャンクスなのだが)。
「そこにいるストーカー君も行くわよ。」
ナミがそう声をかければ4月からルフィたちに付きまとっているストーカーくん、バルトロメオが照れながら出てきた。
「じゃあウチのもいいか?」
「いいわよ。」
珍しく太っ腹なナミがそう言うとローが後ろを向いて声をかけた。
「俺達もいいんすか!キャプテン!」
忠犬のようにすっ飛んできた2人にキッドと顔を見合わせて呆れた。
だいたい何がキャプテンなんだか。


「俺何歌おうかなー!」
「おれはー、あれとあれとー!」
ルフィとウソップが何を歌うか言い合いながら歩いていく後ろでローを慕っている2人がでれでれしていた。
「ボン・〇ョビ歌ってくださいよ!」
「自分で歌え」
「キャプテーン!」
いつも一緒にいるのに話が絶えず続くことを改めて見ると不思議だな、と思いながら付いていくと前によく行くカラオケ店が見えてきた。
我先にとルフィ、ウソップが走り出したのは言うまでもないだろう。


(俺が一番!)(俺が先に歌う!!!)(俺だ!!!)(あんた達煩いっ!!)((すいませんでした。))

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