君と過ごした1ヶ月

□8月28日
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素晴らしい連携プレーで午後3時、全員宿題が終わりました!
いやー本当によかった。
すぐさま帰って自由研究をするらしい彼らはまだ忙しいんだろうけど。
「俺らに子供がいたらあーゆー感じなんだろうな」
「うん、思った」
出来ることならエースとずっと一緒にいたい。お互いそう思っているのだろうけど、言葉には出来ない。
「好きだよ」
大好き、となんども呟くとエースが腕を引っ張った。二人でカーペットの上に寝転ぶと抱きしめあう。
「おれがあの時どうしても名無しさんが欲しくてあんな事言ったから傷付けてんだよな…」
「エースが言わなかったら私が言ってたかも…。だからエースのせいじゃないよ」
変わらず暗い顔をしているエースに軽くキスをすると起き上がる。
「買い物行こ?」
なんとかこの空気を止めたくてそう言うとエースが頷いた。顔は相変わらずだけどきっと外に出れば少しは変わるだろう。
そんな顔しないでほしい。エースと一緒にいれることを幸せに思っているから。

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