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□不安を消すのは
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性描写が含まれます







〈琢也side〉


真太郎と付き合ってた1年ぐらいになる。今では休日に真太郎の家に泊まるのが日課だ。こんな生活に慣れてしまった俺だが不安なことが1つだけある…

それは、最近真太郎が知らない女と頻繁に連絡をとっていることだ。

俺と一緒にいる時もすぐ返信を返すし、夜に電話だってしてる。

思いきって聞いてみるか…

いつも通り、スタジオでの練習が終わり、

「なー真太郎??」

「なんです?」

「今日家いってもええよな?」

「ええですよー!」

慣れた道を歩き真太郎の家に着く。


「今コーヒーいれますんでてきとーに座っといてください」

「おお、さんきゅーな」



〈真太郎side〉
いつも家来とるのに、今日はえらい緊張して見えるわ琢也くん。なんか隠し事でもあるんやろか?


「はいコーヒー」

「おぉ、さんきゅーな。お前のコーヒー飲むと落ち着くねん…」

「そう言ってもらえて光栄です(笑)」

「あのさ、真太郎…」

やっぱり大事な話があるんやろか、
僕はできるだけ優しく返事した


「なんです??」


「最近携帯ばっかいじっとるやろ?真太郎…この前真太郎の携帯に着信きたとき女の名前見えたから…誰かなって。。」


「あぁ、すみません心配させてしまって。」


「いやっ…」


「僕先にシャワーあびてくるんで、テレビでも見ててください。」

琢也くんの言葉を遮るように言い、バスルームへ行った。

別に隠す必要もないが、琢也くんに変な心配をかけたくなかった。
実は友達の彼女と連絡をとっていて、喧嘩したから相談にのっていた。

ただでさえ男同士で付き合ってるのに、女となんか頻繁に連絡とってたら疑いたくもなるよな…すみません琢也くん…



〈琢也side〉

真太郎やっぱなんか隠しとるよな…

真太郎がシャワーあびてる間に携帯をのぞくか…いやそんなことできひんっ!!

でも気付いた時にはもう真太郎の携帯を手に持っていた。


別に真太郎を信じてないわけじゃない。でもこの不安からは耐えられないっ!


「っ…!」


友達の彼女の相談のってただけやったのか…なんで俺こんなことでっ…!
大好きな真太郎を少しでも疑ってしまった自分が憎い。

つい我を忘れて携帯を見ていたら、真太郎が風呂から戻ってきたことに気づかなかった。


「琢也くん何してるんです?」


「!!!」


「なんで僕の携帯開いてるんです??」


あぁ俺ほんとバカだ。もうおわりや。
捨てられるなな…もう俺…

覚悟を決め本当のことを真太郎に話した。


「俺っ、真太郎が女と連絡とってて俺に飽きたんかなって思って。さっき真太郎に誰?って聞いても答えてくれんかったし…もう不安で、真太郎の携帯のぞいてしまった…ほんとにごめん、ごめんな真太郎…」


堪えきれなくなった涙が頬をつたった


「……」

真太郎は黙ったままだ
やっぱり俺捨てられるんかな…

恐る恐る真太郎の顔を見た

「っ…!」

なぜか真太郎はすごく苦しそうな顔をしていた。
俺は言葉が出なくなった

沈黙が少し続き真太郎が口を開いた



「そんなに心配かけてたんですね…俺……すみません琢也くん
隠すつもりなかったんですけど琢也くんに変な心配かけたくなかったから…」


予想外の言葉に脳が追いつかないが、涙だけはとまらない。

そして真太郎がいきなり俺を包み込むように抱きしめた。

強く。優しく。

「すみません琢也くん心配かけて、でも信じてください、俺、琢也くんのことしか頭にないんですよ。琢也くんが好き。琢也くんしかありえないから…」


そう言ってまた抱きしめる力を強めた。そしてようやく俺は口を開いた


「おれっ…おれも…疑ってごめんな真太郎っ…おれも真太郎だけや」

〈真太郎side〉

しばらく抱きしめたあと、僕らは寝室にいった。

にしても琢也くんの泣いてる顔もよかったな〜ニヤニヤ
って、なんて事考えてんのや僕。


「琢也くん落ち着きました?」

「うん」

可愛くうなずく琢也くん
よしっ決めた!

「じゃあ今からお仕置きします」

「は?!」

「だって琢也くん僕の携帯勝手にのぞいたでしょ?悪いことしたのには変わりないですからね。」

「っ!」

睨みつける顔もそそるわ〜(笑)


「じゃあおとなしくお仕置きはうける。でも…体に負担かけんようにして??」

「それじゃお仕置きになんないですよ(笑)」


諦めたのか、琢也くんは口を開かなくなった。

それを合図に僕は琢也くんにキスをした。

最初は触れるだけのキス、
苦しくなった琢也は口を開いた。
その隙に真太郎は舌を入れる

「んっ…ふっ…っんん」


〈琢也side〉


もうどれぐらい舌を奪われたか分からない。首の脈をおさえられ、意識が朦朧とする。

「んんっ……ふっ……っは! ハァ…ハァ…ハァ」

息が乱れる

「琢也くん早いですよ〜これからもっと苦しいことしますよ〜?」

そう言って真太郎は俺の服の中に手を入れてくる。お腹から鎖骨までなぞりあげはように…

お仕置っていっても、やっぱ真太郎の手は優しい…

「ちゅっ…」

首筋から鎖骨にかけてキスを落とされる。真太郎の髪の毛があたりくすぐったい……

「んっ…あっ……」

「琢也くん服脱がせますよ。」

「うんっ」

服を脱がせられた俺はまた深い深いキスをされた。

「ちゅっ……んんっ……はぁ」

唇がはなれた

「っ?!?!」

真太郎のキス深すぎて気づかんかったけど、なんか腕縛られてるんやけど!!ベットのさくにくくりつけられて動かへん…

「いつのまに?!」

真太郎は答えず更に下まで脱がされついに俺は全裸似なる


「あかんわ〜琢也くん、めっちゃそそる…」

怖い。今までに見たことのないくらいニヤニヤしてるで。

「まぁお仕置きなんでね、これも必要かな〜」

なんて言いながら真太郎は棚から輪ゴムをとり俺の突起に巻き付けた。

「いっ…痛い!!」

「それがいいんですよ、お仕置きですから」

そしてまだ全然濡れていない穴へ真太郎は二本の指を突っ込む。

「あぁ!!だめっ…まだ!」

「そーいってこっちはもうパンパンですけど?」

っと言って俺の突起を指先でなぞりあげる

「っっ!!!」

背中が反り返る
3本に増やされた指、不規則動かされもう出してしまいたかったが、ゴムで縛り付けられたこれでは射精なんてできない…

「そろそろいいかな〜入れますよ」

「ああぁぁ!!!」

「あっつ!!たまんないです琢也くん…」

下にマグマがたまったみたいで快感の波がひかない。

「あぁ!しんっ…しんたろ……おっ…んんっ…だっ…だしたいっ!!」

「やっぱ琢也くんのその顔には負けますわ。」


真太郎は腰の速さをMAXにした。
限界まで突き上げ、

「じゃあっ……一緒にっ!!」

そう言って真太郎は俺の奥でたっした。それと同時に輪ゴムをとられ、おれも今まで出したことのない量をだし、意識が途絶えた。




「んんっ」

「琢也くんおはよーございます」

「ん。しんたろ?おはよぉ〜」

なんてあくびをした瞬間昨日のことを思い出しいきなり真太郎の顔を見た。

この時を待っていたと言わんばかりに垂れ下がった真太郎のほっぺ

「っ…/// 昨日のことは忘れろ!」

「無理ですよあんな可愛い琢也くん忘れられるわけないじゃないですか。」

また顔が熱くなる。

「っ…///この変態!ドS!」

「俺にとったら褒め言葉ですわ〜」

「調子のんな年下!!」


また愛が深まった一夜でした

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