第2章〜セカンド・ラヴ〜

□第3話 家探し
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「なるほどね、幻想郷外からやって来るなんて、小都以来じゃ無いかい?」

「そうですね。やっぱり特異な事なんですか?」

霖之助と宇女は、話し合っている。

「彼みたいに、はっきりとした目的があってこの世界へ来るのは、特異と言っても過言じゃないだろうね。君みたいに何か能力を持っているという訳でも無さそうだ」

「俺が能力なんか持ってるわけないですよ。あるとしたら霊感がちょっとあるくらいですし。ここの住民って、ぱっと見ただけだけど、かなり強いんでしょ?」

「まぁ、そうだね。特に、君の隣にいる宇女と博麗の巫女である霊夢はかなりの強さだよ」

「り、霖之助さん!」

宇女は恥ずかしがって、霖之助の口元に手をやった。宇女は何故か守人の方を向いて弁解した。

「そ、そんな事ないですから!あの、本題行きましょうよ!人里に良い物件ありませんか?」

「あぁ、そうだったね。うーん。僕が知ってる物件、数件あるんだけど、何か希望とかあるかい?」

「いえ、特に」

「ならとりあえず見に行ってみるか。付いておいで」

そう言って、霖之助達3人は香霖堂を後にした。
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