ボカロCP色々

□二人だけの秘密
2ページ/2ページ

それから彼はたまに私の家に来た。なんの目的かは知らないが……あのキスの事も私も言わなかったし彼も言わなかった。そして彼とあってから数日後




「あ!」
「げっ………」
「え〜、げっ……はないだろ!」
「な、何か用ですか?」
「えっとね、お願い!ドラマで……少し数が足りなんだって!出てくれない?」






ドラマで人手が足りないってどうゆう事だ。まぁ、大した役じゃないだろう……そう思い頷いた。






「え……!?私がする役て……」
「うん。俺の恋人」
「………おかしい」





なんでドラマでしかもー番大切な役が足りないんだ。明らかにおかしい。






「ん?何が?」
「な、何がて……何で…そんな大役決めてないですか!明らかにおかしいですよ!」
「うーん。それなんだけどね、恋人役の子が…急に来れなくなって……きたら大丈夫なんだけど…」






恋人役の子…?誰だよ!誰でもいいから代われ!すると声が聞こえた。







「遅れました!」



そんなかわいらしい声は皆知っている初音ミクの声だった。





「ごめん!カイトさん!」
「いや、全然いいよ!」






良かった。来たわ。じゃ、私は帰りますか。そして私は帰った。






「やっほ!」
「は?」




あれから数時間後彼が来た。隣には初音ミク。な、なんだ?なんだ?





「な、なにか用?」
「いやぁねぇ……ミクちゃんが…会いたいてゆうからさぁ…」






え?私と初音ミクて接点ないよね?しかも会ったこともないだろ?何で…




「カイトさん…ありがとうございます。帰りは自分で帰れますんで…」
「え?そう、じゃあね!」





そう言ってさっさと帰っていた。なんだこの修羅場は……




「あの…」
「はい」



そう言って初音ミクはこう聞いて来た。




「貴方は…カイトさんの事が好きなんですか?」
「は?」
「だから、貴方は彼に気があるかって聞いてるんだよ!」
「……え?」





一時的に恋してたけど…今じゃ何とも思ってないし……。




「いや、別に。何とも思ってないけど?」
「………そうですか…」





そう言って初音ミクはさっさと帰っていた。な、なんだったんだ…。今のは…多分彼女は彼のことが好きなんだろう。なら応援するか!彼女はそう決意したのである
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ