ボカロCP色々

□お嬢様と怪盗
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はぁ…つまんない毎日が。え?私は誰かって?私はミク。初音財閥の跡継ぎ。毎日籠って勉強ばかり。つまんない…。でも今日は特別今日怪盗が来るらしいのよ!正直言って私の家の警備て私でも出れるぐらい雑だから怪盗ならこんなの楽勝に行けると思うけど…?さてどうなのかしら楽しみ♡そんな事を思っていると警報が聞こえた。





「あっちだ…!銃で撃ったからそんなに遠くにはいないはず」






銃で撃ったて……まぁ、死んでは居ないのだろうけど。多分太ももの辺りよね…?その時声が聞こえた。




「お嬢さん…ちょっとだけここにいてもいいですか?」
「…いいわよ。私だって暇だし。あんたがここにいるのも見逃してあげる」
「ありがとうございます。お嬢さん」





そう言って怪盗は私の手の甲にキスをした。すると誰かがドアをノックした。


「ミクお嬢様こちらに誰か来ませんでしたか?」
「…誰も来てないわ。私は疲れてるのよ。私の睡眠を邪魔しに来たの?」
「いいえ、そんなつもりは…」
「じゃあ、早く行ってちょうだい」
「はい、すみませんでした」




私は入ったのを確認するとそっと怪盗の方を向き直った。



「これで大丈夫だと思うけど…その足で帰れるの?」
「はい、大丈夫です。お嬢さんのお陰で無事帰れる事は出来ます」
「そう…」



そう言って怪盗は逃げていった。怪我をしているはずなのにあんなに飛べるのが凄いと思いながらただぼんやりと見ていた。もう一生会うこともないだろう。と思いながら寝た。そして次の日何か騒がしい。



「…どうしたの?」
「ミクお嬢様…!」
「ミク…!」
「ど、どうしたの…そんなに慌てて」
「ミクお嬢様よーく聞いてください。昨日現れた怪盗がまた来るんですよ。それでミクお嬢様のを盗むっらしいですよ」






そう言ってメイドのグミが楽しそうにそう言った。グミはいつも楽しそうに用件を伝えるがそれが逆に皆から怖がれているのだとか。理由はどんな悲しい出来事でも楽しそうに伝えるからだ。まぁ、流石にお母様が死んだ時は流石にそんな楽しそうには言わなかったが。






「ミクが狙われているのとゆうのは本当か!?」




この人は私の事が好きならしい。別に好かれるのは全然いい。ただ、嫉妬深い。私が男の人に話をしただけで睨むのだもの。話にならないわ。にしても昨日の怪盗さんがねぇふふ楽しみが増えて来た〜♡





「俺が全力でミクを守るから」



そう言ってミクオは私の手を握った。私は心の中で溜息をつきながらこう言った。




「ありがとうございます。もし貴女が私の事を守り抜けたなら婚約者にしてあげましょう」
「ほ、本当ですか!?」






そう言ってミクオは頑張るぞと言っていたが残念ながら無理だ。だってあの怪盗は怪我をしてあれだもん。怪盗さんはどうゆうトリックを使うのかが最高に楽しみだわ。まぁ、守り抜けたなら本当に婚約者にしてあげるわ。だってこれはお父様の命令だしね。まぁ、何で私を攫うかは知らないけどこっちだってつまんない日々だったしこっちはこっちで利用させて貰うけどね〜♡
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