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□Honey Kiss
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陽も完全に昇った頃

今回の任務の事で秀吉と面会する事となった。



「お忙しい中、お目通り頂きありが……」

「よいよい!戦では世話になったの。」



私の挨拶は秀吉に遮られたのだった。



「遠路ご苦労だったな。早速で悪いが……っと、三成はまだ来んのか?」

「はっ。お呼びしたのですが執務中との事で……今、おねね様がお呼びに行かれました。」

「全く、困った奴じゃ。まぁマナ、楽にしとってくれ。」



そう言って秀吉は眉を下げる。



秀吉は”三成”と言った。

石田三成……

軍略に長ける知将。

今回の任務は三成と関係があるのだろうか?








 
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