蒼玉

□子守唄〜ウォンキュ〜
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「シウォナ?
寝ちゃった?」

「いやっ
寝てないよ」

「そっかーっ
もう少し歌う?」

「ふふっ
キュヒョナの歌は
ずっと聞いてたいから
ムリしない程度に歌って欲しいな」

そう言いながら仰向けに
横になってたのを
キュヒョナの方に
向いて腰に腕を回して御腹に
顔を擦り付けた

「ふっ
くすぐったいよ」

そう言って
頭と背中を擦りながら
歌を歌い続けた

………
気が付いたら寝てたみたいで
目を開けたら
膝枕のまま
キュヒョンも寝てしまっていた

ヤバイ 風邪引いてしまったら
と思い慌てて飛び起きた。

「キュヒョナ…起きて」

「うーん…」

「ごめん 足、痛いだろ?」

「痺れてる」

眠い目を擦っている

「ベッドで寝ようか?」

「うん……」

シウォンが手を差し伸べたら
両手を伸ばした。

「よっ」

シウォンが抱き抱えて
ベッドに運んだ

「風邪ひかなかったら良いけど
ごめんな」

眉を下げて、ベッドの中で
凹んでいるシウォンを見て

「大丈夫だよ
シウォナも早く横になって」

キュヒョンを抱き抱えるように
横になり
髪や額にキスをする

「ふふっくすぐったいよ
シウォナ?歌歌う?」

「有り難う
でも疲れだろ?」

「子守唄歌ってあげる」

そう言って
シウォンの髪を撫でながら
子守唄を歌ってるキュヒョンを
感じながら、
シウォンは夢の中に引き込まれた。

「寝ちゃった…僕の抱き枕」

キュヒョンは、シウォンの胸に
顔をすり付けて
寝息を聞きながら
夢の中に入っていった
              あとがき
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