蒼玉

□空と歌声〜ウォンキュ〜
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「いや、
キュヒョナが、日本のイベントに
行ったなぁ―って思ってな
久しぶりに歌を歌うから、
スゴく緊張もしてたし、
側に居てあげられなくてな」

空を見上げて
シウォンが喋り始めた。

「あぁ、俺達が側に居てやったら
良かったけど、
でも、ジョンスヒョンも
一緒だし、大丈夫だよ」

「そうですね
ヒョンが一緒なら、大丈夫ですよ」

「そうだよな、
はぁー、でも日本に
一緒に行きたかった
空は繋がってるのに
大陸は繋がってないもんな」

ドンへとチャンミンが
変な顔をしてる

「何だ?」

「くさっ」

えっ?

「ダサっ」

ええっ?

「そんで、
鳥になって飛んでいくんですか?」

「いやいや
スーパーマンの様に
キュヒョナの所に行くんだよ」

二人が大爆笑してる。
何なんだ。俺は真剣なのに!

「お前が心配するのは
わかるが、ちょっとは、
キュヒョナ離れしろよ」

「そうですよ。
好きな人と繋がってたいのは
分かりますが、
キュヒョナは、僕にとっても
大事な友人ですよ。
独り占めは駄目です」

「アイツが戻ってくるのは
お前の所なんだからな」

「親バカです
いや、キュヒョナバカですね」

友人達が、俺が腑抜けてるから
渇を入れてくれてるんだな。

「そうだな、
俺も、しっかりしなきゃだな」

そーそーって二人が肩を叩いて
笑っている。
俺も、もっと大きくならなきゃだな。
そう思って、空を眺めた。
               おまけ
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