惑星2

□匂い〜カイド〜
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ジョンインが撮影で居ない
僕が、撮影で居ない事が多いけど
ジョンインが、他国での仕事で
これだけ居ないのは
寂しい

僕が撮影に入ったら
彼は帰ってきて
僕が帰ってきたら
彼は
部屋に居ない

冷たい部屋
人気の無い……部屋

僕が撮影で
帰れない時はこんな寂しい
部屋なんだ

ジョンイナは、
ずっとこんな部屋に帰ってたんだ

明日の服と
撮影で泊まるから
キャリーバッグに
荷物入れて
冷たいベッドに潜り込む

ジョンインのベッドは
ずっとそのままだ
寂しいな………


数日撮影で部屋に帰れなくて
久し振りに帰ってきた

「ぎょんす〜お疲れ」

ジュンミョニヒョンが
リビングから
声をかけてくれた

「ただいま」

「お帰りなさい」

セフンが、ソファーから
立ち上がり
出迎えてくれた

「大丈夫?凄く疲れてるよ」

「ありがとう
明日は休みだから
ゆっくりするよ」

セフンは良く見てる
弟に心配かけたら駄目だよな

シャワーを浴びて
部屋に戻った

真っ暗で冷たい部屋……

「ジョンイナ…早く帰って来ないかな」

スマホを見る
時間が合えば
LINEをくれる

僕は、返すのが苦手で
事務的にしか返せてないや

ジョンイナから
LINEが入ってる

もうじき撮影が終わるんだな
僕も、もう少しで終わるよ

LINEの返事を
口頭で言ってる僕は
駄目だよね

冷たいベッドに入る
疲れてるのに…寝れない

ぎょんすは、徐にベッドから出て
ジョンインのベッドに入った

ジョンイナの匂いだ
布団をクンクン匂って
ホッとした

ジョンイナと一緒に居るみたい
早く会いたいな

ぎょんすはそのまま眠りについた
ジョンインの匂いに包まれて…
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