導火線

□戸惑い〜ジンチム〜
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「グガーっ
早く来てよー」

「何で俺なの?」

ソファーに座ってる
ソクジンの横に
ジョングクは座った

ソクジンは
ジョングクに
くっついて、目を瞑った

ジョングクは、
黙ってスマホを見ていた

違う日……

「グガーっ
居ないの〜?」

「ヒョン
あいつ、買い物行くって言って
出ていったよ」

「えーっ
じゃぁ
テヒョナで良いや」

リビングのソファーに
座って
テヒョンを膝の上に座らせ
擦りついて
目を瞑った

《……ジニヒョン》

ジミンは
リビングから出て
自室に戻った

最近、変だ
ジニヒョンが
近付いてこない

僕、何か怒らせたのかな?
どうしよう…
それとも
僕の事
…飽きちゃったのかな?

ジミンは
部屋で、グズグズ考えていた

年末は
仕事が多いから
なかなか
二人になれないし
話したくても
誰かと、くっついてるし
…………

「で、でもさ、
テヒョナ達だって
何で、されるがままなの!
僕の…こ、恋人なんだから……」

恋人って思ってたの
僕だけなの?

僕が
勝手に思い込んでたの……

涙が出てきた……
ヒョン…大好きなのに……


「ただいま〜っ」

リビングにメンバーが集まり
賑やかになってきた

「ジニヒョン
何してんの」

テヒョンに
抱きついて寝ていたソクジンは
マンネに
起こされた

「んぁー?
おっ
帰ってきたぁー
俺のグガァー」

テヒョンが
下ろされ
帰ってコートを脱いだジョングクを
抱き締めた

ジョングクを抱き締めた姿を
ジミンは見た

《俺のグガ?
そうなの?》

ジミンは
そのまま外に出た
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