導火線

□初めてのちゅう〜ジンジミン〜
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男前だよね…

ジンを見て
ジミンは良く思う

僕は、鏡を見て
…はぁー

自信はない
メンバーが居ないと自信が無い
でもね
いつも楽しそうにして
側に居て
笑いかけてくれるヒョンに
安心感をもらえる

本当に
大好きなヒョンで
大好きな家族だ

「ジミナー
EAT JINの動画撮るの手伝って」

食べ物を
運びながら近付いてきた

「えー
今ー(笑)」

「今〜
ほら
もぉ〜持って来てるから
美味しそうでしょ?」

嬉しそうに食べ物を
見せて、ニコニコ笑っている

「冗談
良いよ スマホ貸して」

テーブルに食べ物を並べて
スマホを渡され
撮影スタート

食べる事が好きなヒョンは
ARMYの為に
話をしながら
大好きな食事をとる

怒ると恐いけど
優しいヒョンは
ニコニコしながら
食べ物を
口の中いっぱいに
頬張りこむ

「御馳走様でした……」

撮影は終了

「ジミナ
いつもありがとう
楽しんでもらえるかな?」

「うん
美味しそうに食べてたもん
皆、お腹すくかもね」

笑いながら
ジンと片付けをしている

「ジミナ、果物を
別に持って来てるから
一緒に食べよ」

別のタッパーに
カットフルーツが入っていた

「僕、顔が浮腫むし
太っちゃうよ」

「太ってないでしょ」

「そうかなぁー」

「ちょっとだけ付き合ってよ
一緒に食べた方が美味しいから」

迷いながらも
誘いには乗った

「ジミナはさぁ、
彼女が居た時はあるでしょ?」

顔が真っ赤になって
リンゴをチビチビ噛んでいる

「どんな顔をして
エッチしたの?」

リンゴを落としかけ、
噎せている

「ごほごほ な、何言ってんの?」

ジンは、立ち上がり
ジミンに近付いてきた

「ねぇ、どんな顔でキスしたの?」

真っ赤な顔をして
ジミンは、ジンの視線を
避けられないでいた

「ヒョン…ど、どうしたの?
あっ えっと…僕…」

柔らかい頬にジンは触れて

「ジミナ
好きだよ」

啄むキスをした
何度か、触れて
離れた

「ジミナ…キスをする時は
目を瞑って…」

言われるまま
ぎゅっと瞑って
再度キスをされた

優しく
ジンは触れるだけのキスをした

「ジミナ、キスする時
すごく魅力的な顔をするんだね
でも、泣かないで」

無意識に涙が溢れていた

「えっ あっ本当だ」

頬を伝う涙を
ジンは舐めて
瞼にキスをした
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