導火線

□ほっぺた〜ジンジミン〜
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じーっ
じぃーっ

ジンがある一点を見つめている

自分の撮影が終わり
楽屋に戻ってきたら
ジミンが気持ち良さそうに
ソファーで寝ていた

少し口を開けて
気持ち良さそうな寝息が
聞こえている

黒色のソファーに
真っ白な肌の
ジミンは、
良く映えていて
見惚れる程だった

ジンは、前髪を触ってみた

さらさらで
気持ち良く

「…う…ん」

起きるかと思ったが
起きずに寝息が聞こえてきた

次は、頬をつついて、
撫でてみた

くすぐったいのか
少し頬が、ぷくっと上に上がった

ジンは、ぷくっと上がった頬を
ぷにぷにつついた

「柔らかい…
綺麗な寝顔だな」

腰を曲げて
ジミンの顔に
ジンは、顔を近付け覗きこんだ

「ジミナ…」

ジンの唇が
ジミンの頬に近付けて
ジンは軽く口を開け

「ぱくっ」

頬に噛みついた

「!!!!!」

近くで見ていたナムジュンが
携帯を落とした

1度顔を上げて
次は、頬を舐めて
再度、カプっと噛みついた

「にゃぁにぃ?」

寝惚けているジミンは、
噛まれた事を知らない

「何でもないよ
もう少し寝てても大丈夫だよ」

そう言って髪を撫でると
ニコッと笑って
目を瞑った

ナムジュンの方をジンが向いて

「ナムジュン、
おもちが食べたくなってきた」

お餅…白い?
ナムジュンがジミンの赤くなった頬と
ジミンの顔を愛しそうに見る
ジンの顔を見た

『俺が
居ること知ってるんだよな?
それに、お餅?
ジミナが食べられる?!』

「ヒ、ヒョン?あの…」

ナムジュンは、いきなり腕を捕まれて
振り向いたらユンギがいた
ユンギは、黙って首を横に振っている

「関わらない方が身の為だ
めんどくさいからな」  

そう言って
ユンギは部屋を出た
ナムジュンは、リーダーとして
何かしなきゃとは思ったが
人として、
これは、関われば
事故るんじゃないかとも
悩んだあげく
そっと部屋から出て
ユンギの後を追った…
               おまけ
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