惑星

□甘え上手〜セジュン〜
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             セフンside

僕は黙って指先を見る

人差し指には、
斜めに線と、血が滲んでいた。

痛い

どうやら今まで見ていた
雑誌で、切ってしまったらしい。

何故、雑誌で切ったらこんなに
痛いんだろう…

じっと傷口を見ていたら、
大分乾いてきた。
けどヒリヒリする。

僕の頭の中で、
閃いたことがある。
僕って天才じゃん!

自画自賛って
この事なのかな?
部屋をキョロキョロして、
誰かを探した。
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